· 

№44 ニュートンって実は、、、。

フラトラ通信第44

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント44

byかめ

 

ニュートンは現代科学の基礎でもある物理学を

創始したといってもよいかもしれません。

 

それまでは自然科学などなく、

自然哲学というものがあるだけだったようなのですが、

 

ニュートンが科学的思考の基礎を作り上げた

と言ってよいのかもしれません。

 

 

ニュートンの主著は

「自然哲学の数学的諸原理(プリンキピア)」

というタイトルですから、

 

科学的思考とは

数学的客観性だと言っているようにも

私には思えます。

 

 

そのニュートンの三大業績とも言われる、

万有引力の発見、

微積分法、

ニュートン光学を考え付いたのは、

実はヨーロッパでペストが大流行して、

それから逃れるために

田舎へ疎開していたときであったそうで、

 

ニュートンはパンデミックによる

引きこもり生活を上手く活用した

と言えるかもしれませんね。

 

 

そのニュートンがですね、

自分がこんなことをできたのは

「巨人の肩に乗っていたからだ」

と言っています。

 

 

この「巨人」ってなんでしょうね?

 

それは偉大な仕事の基になる思考には

古(いにしえ)からの知恵が

大いに働いているということであったようです。

 

 

古人たちが巨人であったわけです。

 

 

といえども、

頭の中にある様々な知識や

情報がニュートンの頭の中で

異種結合を果たしたのは、

 

それだけニュートンが古(いにしえ)の学問を

いろいろと学んだからでもあるので、

 

巨人たちの仕事を学んだニュートンは

やはりスゴイんだと思います。

 

 

最後はちょっと小ネタですが、

とても面白い話をご紹介しましょう。

 

 

ニュートンは実は未公開の原稿が多く、

公開したのはごく一部だそうです。

 

 

そして未公開の原稿は

ほとんど錬金術についての研究であったそうです。

 

 

錬金術というとなんだか怪しげですが、

 

西欧では昔から賢い人たちは

真剣に物質を金に変えていく方法を

研究していたのです。

 

 

それで、金(ゴールド)は産み出せなかったけれども、

 

金(マネー)は沢山産み出せたかもしれません。

 

 

錬金術は化学を生み、

人々の文明生活を豊かにしていきました。

 

 

たくさんの富を生んだと言えるでしょう。

 

 

そのニュートンの未公開の著作は

なんとその後経済学者のケインズが

手に入れて読んでいたそうです。

 

 

ケインズというとまあ、

超大物経済学者で1929年世界大恐慌のとき、

 

主に、

ケインズの経済政策によって、

世界は大恐慌から復活していきました。

 

 

混乱期には

金や銀などの価格が上がるといわれています。

 

 

しかし先物は怖いですから

下手に手を出さないほうが良いかもしれませんね。

 

 

手を出すなら現物で。

 

 

ヒント44 

パンデミックのときにも

できることをすることでよい結果になる場合がある。

 

本文の内容について、ぜひお友達と互いに感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A 

ピンチの時の発想として、

どのようなマインドと行動を心がけたいですか?

 


質問B 

あなたが巨人の肩に乗るなら、

どのような巨人の肩に乗りたいですか?