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№37  我慢しすぎは思考が歪みます

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント37

byかめ

 

我慢しすぎて

しんどくなってしまうときって

ありますよね。

 

そういうとき、

ちゃんと我慢の対象となる相手と

話しあえればよいのですが、

どうもそれが

なかなかきっかけが掴めず、

しんどい時期が続く

ということがあったりします。

 

親子関係や兄弟姉妹の関係でもありますし、

職場での人間関係、

もちろん男女の関係、

夫婦関係においてもありますね。

 

そんなとき、

気を付けなければならないことが

一つあります。

 

それはですね、

自分の我慢のし過ぎの責任が

すべて相手にあると

考えてしまうことです。

 

これね、多いんですよ。

 

我慢しすぎるタイプの方は、

自己主張が弱くもあるんでしょうね、

ちょっとした

SOSは出していたりもしていて、

それでも聞いてもらえてない

といった感覚があったりもするようです。

 

 

しかし、我慢をしているのは自分だから、

我慢のし過ぎの責任は

自分にあるんだと考えるのが、

事態を改善するのに必要なようですよ。

 

ここらあたりの思考をすっ飛ばして

行政や行政の外郭団体に

相談をするような方も多いですが、

根本解決にはならないようです。

 

今の相手は

とりあえず大人しくなったとしても、

いたるところで、

また他の人との関係において我慢しすぎる、

そんなふうになるようです。

 

相手にも責任は

確かにあるでしょうけれども、

自分の問題に向き合わなければ、

同じことは、

時と場所と人を変えて

永遠に繰り返されるんですね。

 

いったい自分はどうしたいのか?

相手との

どういう関係をのぞんでいるのか?

相手憎しでは、

率直に自分の気持ちや考えを

伝えることさえできないでしょう。

 

そんなとき、

許せるかということが

大事になってきますね。

 

これはちょっと

心の持ち方としては

ハイレベルなことかも

しれませんけれども、

 

マーフィーは許せなければ

幸せになれないと

はっきりと言っているようです。

 

相手憎しの感情を抑えて、

自分の責任で

できることはないか考えてみる。

 

どう考え、

どう伝えれば

相手にも良い決着になるか考えてみる。

 

思考がセルフィッシュだと

永遠に抜け出せない地獄。

 

そういうのがあるように思います。

 

三島由紀夫だったか、

「大人もかつては子供だったのに、

子供と大人の間には、

互いに理解するのが

難しいほどの思考の断絶がある」

というように言っていますが、

 

そこを超えて大人へなろうという意志が

要るのかもしれませんね。

 

あなたのフラトラ人生の

参考になりましたら幸いです。

 

 

ヒント37 

我慢のし過ぎを全部相手の責任にしない。

相手憎しの感情では解決しない。

 

 

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ぜひお友達と互いに

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質問A 

あなたはどんなとき

我慢をし過ぎていましますか?

 

質問B 

どんな感情をもてば、

率直に自分の思いを伝えられると思いますか?