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№34 何事かに没頭する人は成果も大きく幸せ感も大きい

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント34

byかめ

 

アメリカには

ポジティブ心理学会というのがあり、

マーティン・セリグマンと

ミハイチクセント・ミハイという方が

創始した学派なのですが、

この学派がなかなか面白い学派であるとして

注目されているようです。

 

 

心理学はそもそも精神医学と表裏一体で、

初期心理学者は皆精神科医です。

 

 

フロイトもユングもアドラーも。

 

 

メンタルの病気の方を診察しながら、

人の心というものを探っていったわけですね。

 

 

そして心の法則性をいろいろと

見出だしてきたということですが、

 

近年では、

スポーツ科学や成功科学のために

心理学や脳科学の研究が

いろいろと進められている、

そんな時代になっています。

 

 

当初、

メンタルの病気の方を

研究対象としていた心理学ですが、

スポーツやビジネスでの成功のためには、

 

やはり健康な人や成功者、

スポーツで大活躍した人を

調べなければならないのではないだろうか???

ということで、

心理学の土台部分の再構築を考えたわけです。

 

 

マーティン・セリグマンは

パブロフの犬という

有名な心理実験を行った方でもあり、

 

心理学において重鎮でもありますが、

 

実はこの方、

自身がメンタルの病気になられました。

 

 

しかし彼のアプローチは、

精神医学的なものではなく、

幸せの心理学ともいう

アプローチだったように思います。

 

 

幸せになるにはどうしたらよいか?

そんな心理学の構築を考えたわけですね。

 

 

発想がポジティブで

なかなか面白い取り組みです。

 

 

精神病はなかなか回復が困難ですが、

彼は幸せへのアプローチによって

自分自身を癒すことに

成功していったようです。

 

 

仲間のミハイチクセント・ミハイの研究で

有名なものは

「フロー状態」という概念です。

 

 

没我状態と日本語では訳されていますが、

ようは、

時間がたつのも忘れるほど、

趣味や仕事に没頭している状態のことです。

 

 

フロー状態に入っているとき、

人はもっとも生産性が高く、

仕事の成果を

どんどん上げていくことができ、

 

またフロー状態に入ることが多い人は

人生において、

幸せ感が多いということを

調査によって確かめました。

 

 

いかがでしょう?

 

 

好きな仕事で時間を忘れるほど

作業に没頭することができたら、

幸せだと思いませんか?

しかも成果がどんどん出る。

 

 

おそらくは歴史上で大活躍された方も

自分に向いたことを

自分に合ったやり方で行ったから、

大きな成果を出せたんだろうと思います。

 

 

フロー状態。

 

 

いかがでしょう?

 

生き方において、

フロー状態をちょっと意識してみて、

成果と幸せ感のある人生を

送っていただければ嬉しく思います。

 

 

ヒント34 

フロー状態に入る人は成果を多く出し、

また幸せ感も大きいそうだ。

 

 

本文の内容について、

ぜひお友達と互いに

感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A 

かつて時間がたつのも忘れて

没頭した経験を教えてください。

 

 

質問B 

なぜ没頭できたのでしょうか?