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№32 ちょっと毒親理論について考えてみました

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

【人生をフランクに旅するためのヒント32

byかめ

 

最近、

毒親についての思考が頭を占めています。

 

アダルトチルドレンと言われる方々の

ツイートを読んで、

それで、

その方たちの気持ちもある程度

理解はできるのですが、

 

ちょっと

「毒親」とまで

言ってしまうのはね?????

という気持ちが起こってしまうんです。

 

まあ、

Wikiで「毒親」を調べると、

ちょっとした毒親の概念は

書かれてあります。

 

 

ネット上の毒親理論は玉石混交で、

「毒になる親」という本ぐらいは読んでから、

「毒親」について語った方が良いと、

心理学に詳しい方に

教えいただいたのですが、

 

本日は、

その書をまだ読んではいない段階での、

私なりの考察になります。

 

 

まあメンタルの病気などで

まだ社会人として

一人前になれていない方たちの中に、

自分の親を毒親だ

と言っている人が

多数おられるということです。

 

 

たしかに、

メンタルの病気の方の家庭は、

機能不全家庭といって、

母親が母親の役割を

果たせていないとか、

 

父親が父親の役割を

果たせていないとか、

親が情緒不安定とか、

 

その他、

ダブルバインドだとか、

虐待だとか、

ネグレクトだとか、

 

まあいろいろと言われていて、

確かにその通りの面は大いにあるんです。

 

 

高度経済成長期ぐらいには

核家族が多くなって、

子育て経験者が身近にいない

母親が増えたとか、

 

都会で近所付き合いも希薄な家庭が

多くなったとか、

 

まあマイナスな要因が多々あります。

 

 

で、

たしかに子供の健全な成長にとって

親たちが明らかに

不十分であったと言える例は

枚挙に暇がないと言えると

私も思っています。

 

 

ですから、

「毒親理論」もまあ正しいといえば、

正しい。

 

そのように私も思っているんですけれどね、

 

それでもですよ、

私はスピリチュアルにも

多少関心があったりもするので、

科学的ではないことは

ご了承いただきたいのですが、

 

親というのは、

魂レベルで

深いご縁のある存在なんだと思うんですよ。

 

 

そして輪廻転生思想や

カルマの法則など、

スピリチュアル界隈では

当然の思想ですが、

そういう視点から考えるなら、

 

まず親は

自分が選んで生まれてきているということ、

そして

人生計画をもって

生まれてきているということ、

 

さらには、

今世、

十分に学びえなかった課題は

来世に持ち越しだということ、

 

また、

カルマの法則的には、

逆の立場を過去世で経験したとか、

来世で経験することになるとか、

 

まあ、

スピリチュアルに多少関心があると、

そんな風に考えて、

やはり相手に悪いところがあるとはいえ、

 

許せるものなら許したほうが良い、

それが成長であり

学びであるという発想になっていくんです。

 

 

まあ、

辛い人生を生きている方々は、

断罪の心理によって

慰められるところもあるのかもしれませんが、

 

そこにとどまっていては、

いつまでも

自分の人生を生きることができなのでは????

と思っている次第です。

 

 

マーフィーも許すことができなくては

幸せにはなれないと言っていますしね。

 

 

本日はちょっと私も抑えを外して、

スピリチャルな話も飛び出しましたが、

たまには良いかと思います。

 

 

あなたのフランクな人生の

参考になりましたら幸いです。

 

 

ヒント32 

「毒親理論」にはそれなりの根拠もある。

親は反省材料を見つけることができる。

しかし

子はそこに留まっていては

幸せになれないように思う。

 

 

本文の内容について、

ぜひお友達と互いに

感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A 

親や上司から毒をくらい、

傷を癒すのに時間がかかった経験について

教えてください。

 

その時の気持ちは

いかがでしたか?

どのようにして傷が癒えましたか?

 

質問B 

相手の立場になって考えてみてください。

相手は人格的に

未熟ではあったかもしれませんが、

相手なりの言い分、

気持ち、

相手の育ちや環境をも考慮に入れると、

その人の言動は

どのように見えてくるでしょうか?