№27　人の嫌なところが気になる

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント27】

byかめ

 

こんにちは。

 

本日は心理学でいうところの

「投影」について

お話しさせていただきたいと思います。

 

 

なぜ、

人の嫌なところが気になってしかたないのか

ということが理解できたりして、

何らかのヒントになる場合があると思います。

 

 

たとえば、

子供が勉強もしないでダラダラしていて、

それにイライラしてしょうがない。

 

 

そういう方は

自分自身がダラダラしたいのに、

それを抑えて、

日々忙しく生きているみたいなところが

ないでしょうか？

 

自分がダラダラするのも許せていない。

 

 

あるいは取り組むべき課題に向き合わず、

いつまでもそれ以外のことを

してしまっていないでしょうか？

 

そういう方は

他人がダラダラしていたり、

向き合うべき課題に

取り組んでいない姿を見ると

イライラしてしまうようです。

 

 

しかしそれって実は、

自分自身の問題ではないでしょうかね？

 

本当に子供への愛に裏付けられた

教育的観点からの態度とは

言い切れないですよね。

 

 

自分自身の課題なのに、

それで子供が怒られるとしたら、

子供は可哀そうです。

 

 

古代ギリシャ時代に

プラトンが「国家」という書で、

洞窟の中に棲む人が、

洞窟の外の世界の様子が

洞窟の奥の壁に 影絵のように

映されていて、

 

それを見て、

それが世界の現実だと思っている、

本当の世界は洞窟の外なのに、

人間とは

この洞窟の中の住人のようなものだ

 

という話があるのですが、

これが「投影」の基礎にあるお話しです。

 

 

心理学でいうところの「投影」は、

心の真実が外の世界に映し出されていて、

人はそれを見ているんだというもの。

 

 

外の世界を見ているようで、

実は心の中が映し出されているものを

見ているという点に

気付くことができると、

 

心の持ち方を変えることで、

外の現実が変化していくと

捉えることも可能です。

 

 

少なくとも

外の世界で起こっていることで、

気になることが変わってくることは

確実なようです。

 

 

イライラしない人生を生きたいと思ったら、

ぜひ、

この「投影」の話を

思い出してみてください。

 

 

あなたのフラトラ人生の

参考になりましたら幸いです。

 

 

ヒント27　

「投影」について理解しておくと、

イライラの原因は自分だと気付ける。

 

本文の内容について、

ぜひお友達と互いに

感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A　

あなたが

イライラすることは何でしょうか？

 

質問B　

そのイライラのあなたの側の原因は

何でしょうか？

心の状態や本心について考えてみましょう。