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№11 人は歳をとるほど幸せ感が増す

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント11byかめ

 

スタンフォード大学の

心理学博士ケリー・マクゴニガルさんは、

「人は歳をとるほど幸せ感が増す。

そんなデータがある。」

というように言っています。

 

 

これまでフラトラ通信でも述べてきましたが、

歳をとると、

事実を受け容れる器ができてくることが

一つの理由として言えるだろうと思います。

 

 

若い頃は「嫌だ嫌だ」と言って

なかなか受け容れることが

できないことも多かったりするものですが、

 

歳をとるにしたがって、

「ああ仕方ないなあ、やれやれ」などと

言いながらスッと受け容れてしまえるのです。

 

 

「諦めることを要する」と書いて、

「要諦」と言う言葉があるんですが、

これは「真理」とか、

 

「肝心要の最も大事なところ」

というような意味があるんですが、

 

まあ同時に

「事実を受け容れる器」

という意味でもあろうかと思います。

 

 

他には、

人生における様々な出来事を

上手に解釈できるようになってくるということが、

 

歳をとるほど幸せ感が増す理由だろう

と思いますがいかがでしょう?

 

人生において苦しかった時期、

辛かった時期、

その時代のことを考えると苦しくなる。

 

 

それは、

まだまだその苦しかった時期の出来事を、

心は消化できてなくて、

 

通常の暮らしをしていても、

まだまだ幸せ感は小さいと言えるでしょうね。

 

 

しかし

「ああ、あの苦しかった時期がなければ、

今の私はいない」などと

思えるようになったとき、

 

まさに苦しかった出来事の意味を

心がしっかりと消化できて、

 

またその苦しかった時期に

良い意味付けさえ出来るように

なっていきますよね。

 

 

消化のみならず

昇華という言葉が合うかもしれません。

 

 

「人間万事塞翁が馬」という

言葉もありますが、

 

マイナスな事柄が

人生を良い方に転じたり、

 

良いと思えた事柄が

人生を悪い方に転じたり、

 

そんなことは

本当によくあることですから、

 

こういった良い事悪い事に

一喜一憂することなく

淡々と人生を歩めたら良いのだろうと思います。

 

 

人生における出来事には

意味はないんだという主張もありますが、

 

心理学者アドラーは

「人生の出来事に意味を見出すのが人間である。

意味はないと言い切る者は、

打ちのめされた人生を生きることになるだろう。」

と言っています。

 

 

良い意味を付与できたとき、

人は自分の人生を愛せるんだと思います。

 

 

ですから

上手に解釈する知恵が

身に付いてきたら

幸せ感が増すのでしょうね。

 

 

参考になりましたら幸いです。

 

 

ヒント11 

人は歳をとるほど幸せ感が増すと言われている。

 

 

本文の内容について、

ぜひお友達と互いに感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A 

あなたが避け続けている

事実は何かありますか?

 

 

質問B 

マイナスがプラスに転じた例と

プラスがマイナスに転じた例を教えてください。

 

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