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№28 とげとげしい性格の持ち主は

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント28

byかめ

 

こんな面白い話を聞いたことがあります。

 

 

「サボテンをとてもとても大事に育てたら、

針がなくなった」と。

 

 

それって

もうサボテンじゃないじゃない??

 

遺伝子コードが変化していくのは、

そんなプロセスで起こるとは思えないから、

それってちょっと怪しいなあ???

 

まあ、

いろいろご意見もあるでしょうが、

たしかこれ、

れっきとした研究者が

行ったものだったように

記憶しております。

 

 

まあ、

ちょっと好奇心旺盛で、

不思議なこともこの世界には

たくさんあるものだ

ということを受けいれている研究者の

実験だったとは思いますが。

 

 

要は、

針は自分を守るために必要だっただけで、

大事にされたら必要がなくなった。

 

 

ただそれだけのことです。

 

 

私は結構、

世の不思議を

受け容れている方なので、

そんな風にすぐに思ったものです。

 

 

進化のプロセスは必要によってなされ、

退化のプロセスは必要がなくなって起こる。

 

 

いかがでしょう?

 

とげとげしい性格の人も、

ひょっとしたら

とげとげしくなる必要が

あったのかもしれません。

 

 

そのことを理解してあげられるぐらいの

優しい人になれないものだろうか???

 

いやあ、

これは聖人レベルに

難しいことかもしれませんね。

 

 

まあ、

しかし嫌いな人のことを

実はちょっと可哀そうな人ぐらいには

思えるかもしれません。

 

 

あなただけに嫌われるなら、

まだ良いですけれど、

多くの人に嫌われる人は

やはり可哀そうな人でしょう?

 

ですからですね、

嫌われる性格も気持ち悪い性格も、

ちゃんとした原因・理由があって、

そうなったんだと

理解してあげてほしいなあと思います。

 

 

それだけで、

もうずいぶんと優しい人の仲間入りです。

 

 

そして100点満点の人なんていないんだ、

自分だって100点満点には

はるか及ばないんだと思えば、

 

あの人と仲良くしてみようかな、

などと思えたり、

客商売の方は好感度が上がり、

営業成績も上がるかもしれませんね。

 

 

「苦情という名の贈り物」

なんて本もありましたが、

苦情を言う人は良くも悪くも

インフルエンサーである場合も多いので、

受け容れる器、

 

そして針を突き出しているような人にも

優しく接することのできるほどの優しさは

インフルエンサーを

味方にしうる器だとも思います。

 

 

あなたのフラトラ人生の

参考になれば幸いです。

 

 

ヒント28 

とげとげしい性格も、

そうなる必要があったからそうなった

と知れば、

わずかばかりの優しさを

けることができる。

 

 

本文の内容について、

ぜひお友達と互いに

感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A 

こんな可哀そうな人(嫌な人)がいた

という話を教えてください。

 

 

 

質問B 

そういう方への対応はどうしたらよいか

お考えを教えてください。