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№22 共依存では幸せになれない

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント22byかめ

 

心理学で共依存という言葉があります。

 

 

夫からDVを受けているのに、

夫と別れようとしない妻とか、

その典型ですが、

逆に別れたくてDVを偽装するケースも増えているようですから、

世の中にはいろんな人がいて怖いものです。

 

 

親子でも親が子供に依存していると、

子供はなかなか自立できないようです。

 

 

兄弟姉妹でも共依存のケースはありますね。

 

 

会社の上司部下や先輩後輩でもね。

 

 

また性的にサドとかマゾとか、

あれも共依存ではあると思いますが、

どちらかというとサドがマゾに依存しているようですよ。

 

 

精神構造的にはね。

 

 

一見強い側のほうが弱い側に

依存しているというのがよくあるケースです。

 

 

強い側がしっかりとリーダーシップを発揮して引っ張っていく。

 

 

そのしっかりした考え方や実務能力

そして人間としての魅力に、

部下が、

「この人を手伝いたい!」などと

思うようになるのが理想かもしれませんが、

なかなかそういったリーダーは少ないようでもあります。

 

 

背負っているようで、

実は背負ってもらっている

 

 

そのようなケースが多いです。

 

 

親で言えば、

必要なのは子供の自立の支援なのに、

自分の側が依存している側なので、

絶対に自立の支援はしない。

 

 

そういう不幸な関係が結構あります。

 

 

アドラーは、

「教育の使命は、

子供を自立できるようにすることだ」と言っています。

 

 

知識を授けるのは、

基本的な知識が道具として自立の役に立つからに過ぎず、

本当に大事なのは生きていく力なんですね。

 

 

でも立場が上のものが自分のために下から吸い上げているとき、

下のものはどんどん弱っていきます。

 

 

あ、政治でも同じかもしれませんね。

 

 

あまり言い過ぎるとお叱りを受けるかもしれず、

恐ろしいのでほどほどにしたいと思いますが、

大切なのは、

自立した者同士の協力なんですよね。

 

 

そして自立した者が上に立たないと、

家庭も会社も国家も不幸になります。

 

 

こういう話にはショックを受ける方もいるかもしれませんが事実です。

 

 

共依存はフランクな人生の敵。

 

 

子供や部下に依存するのではなく、

また会社や国家に依存するのではなく、

むしろ積極的に他者の自立を助けよう。

 

 

ヒント22 

共依存は蟻地獄のような感じで脱出が難しい。

フランクトラベラーは自立した大人同士の協力を理想と考える。

 

 

本文の内容について、

ぜひお友達と互いに感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A 

あなたの周りの共依存のケースを

差し障りのない範囲で教えてください。

 

 

 

質問B 

共依存。

どうしたらそんな不幸な関係を

終わらせることができると思いますか?