· 

№14 悩みは習慣でもある。とりあえず動いてみる

The Frank Travelers of Life

人生をフランクに旅する人、略して、「フラトラ」。

 

【人生をフランクに旅するためのヒント14byかめ

 

フラトラにはひょっとすると

いろいろと悩みがちな性格の方も

おられるかもしれないので、

 

本日はそういう方に

ヒントになるかもしれないことを

ちょっと語ってみたいと思います。

 

 

いきなりですが、

悩みは癖であるという一側面があるということです。

 

 

まあ解決したい、

あるいは取り除きたい問題があって、

ずっとそのことを考えているのかもしれませんが、

考えるだけでは取り除けないということですよね。

 

 

やはり多少、

本など読むなりして、

先人や専門家の知恵を拝借し、

解決のためにその知恵を実践するとか

しなければなりませんね。

 

 

それをしないで悩んでいるというのは

時間ももったいないし、

悩むのは苦しいことなので、

まああまり良くありませんね。

 

 

そういう時に誰が助けてくれるかとか、

寄り添ってくれる人はいるとか、

いろいろ人間観察の機会にはなるでしょうけれど、

 

多くの人は忙しく生きているので、

かまってあげられないということが多いものです。

 

 

それをもって薄情な人ばかりだと思うのも

人間観察としては浅いかもしれません。

 

 

精神療法の世界ではクエーカー教徒が

メンタルの病気で苦しむ人のために

作業療法というのを考えました。

 

 

まあ、

精神病にかかって働けないのはとても苦しく、

患者は悩み続けるわけですが、

しかしクエーカー教徒は賢いと思います。

 

 

悩みは癖だ、

習慣だと喝破し、

悩む時間を減らそうと考えました。

 

 

それで、

患者に何らかの作業に従事させるようにしたんです。

 

 

仲間とともに何らかの作業に従事する。

 

 

身体を動かして汗をかく。

 

 

そうすると病状が快方へ向かい、患者がイキイキし始めたのです。

 

 

悩む時間が減るとともに、

協働の喜び、

また身体を動かして汗をかくことの清々しさ。

 

 

こういったことが精神状態の改善につながったようです。

 

 

さらには私の好きな言葉に、

「学びて思わざれば則ち(すなわち)罔し(くらし)、

思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)」

という論語の一節があります。

 

 

「学校や本などで学んでも、

実践において悩みつつ考えなければ、

学んだことを理解したことにならず、

知見において暗いと言わざるをえない。

 

また悩んでばかりで、

勉強や本や専門家からのアドバイスなどを

学ぶことがなければ、

生き方や考え方において危険と言わざるをえない」

という意味かと思いますが、

 

悩みに対してこのような態度で

臨むのがバランスの取れたあり方かと思います。

 

 

参考になりましたら幸いです。

 

 

ヒント14 

悩みは習慣でもある。

自分の中だけで解決を目指さず、

外の知見に触れよう。

 

 

本文の内容について、

ぜひお友達と互いに感想をシェアしてみてください。

 

 

質問A 現在のあなたの悩みは何ですか?

 

 

 

質問B その解決のためにあなたにできる努力は何ですか?

 

チャンネル登録をお願いします。